Staff room
ー スタッフルーム
就業にあたって
「派遣社員雇入通知書兼就業条件明示書」又は「契約社員雇入通知書兼就業条件明示書」:
みなさんと弊社の間で結ばれた雇用契約書の内容を記した書類です。内容をご確認頂き、大切に保管してください。
「タイムシート」:
別紙の記入例にそって正確に記入し、〆日までに必ずキャリア・サポートまでFAXで送信またはご持参ください。
期日までに到着しない場合、お給料の支払いに支障をきたす事があります。
お給料のお支払い:
ご指定の口座へ、月末締め翌月15日のお振込みとなります。
給与明細は、ご指定のメールアドレスへ毎月13日頃送信いたしますので、ご確認ください。
安全衛生:
別途、入職時研修の際、安全衛生研修を実施いたします。
機密情報・個人情報の取り扱い:
別途、提出していただく「秘密保持に関する誓約書」定めの通り、派遣先等で知り得た情報の管理には、十分に注意してください。
派遣先・派遣元から「あなたが来てくれて、本当に良かった」といわれるスタッフについて以下記載しておりますのでご参考にしてください。
①期待されているのはプロ意識
派遣会社に登録し、スタッフとして働く人たちの多くは実務の経験者です。経験年数の長短や仕事内容の幅に個人差はありますが、その実務に関する「プロ意識」を派遣先は望んでいるのです。
②自分の仕事の対価をしっかり自覚
仕事の対価としてお金を受け取るのがプロですから、自分の仕事ぶりが「貢献した仕事の分だけお金が頂ける」内容かどうかを自覚することが大切です。
③ヒューマンスキルもテクニカルスキルも大切
職場の社員とうまく調和できたり、ビジネス上の常識を知っていたりといった能力をヒューマンスキルといい、仕事の実務的なスキルのことをテクニカルスキルといいますが、どちらが欠けても評価はいまひとつ。仕事を処理するためにはこの両方が必要です。
派指示された仕事は正確におこなう。
指示を受けた仕事を正確におこなうことはとても大切な基本です。指示を出す方は自分がわかっていることなので細かい説明を省きがちですが、不安な気持ちのままで始めないよう業務に入る前に正しく内容を把握して、派遣先(指示者)の目的に添えるようにしましょう。
【指示の受け方の5つのポイント】
- 仕事の指示は集中してよく聴く
集中力が散漫では指示内容がつかめません。指示者の話に全神経を集中させて聞きましょう。 - 話を途中でさえぎらない
理解できない場合であっても話は最後まできくことです。質問は後でまとめて聞きましょう。 - 必ずメモを取る
指示の内容に間違いがないか必ずメモを取り、最後に復唱して確認しましょう。 - 仕事の期限を確認する
期限のない仕事などあり得ません。いつまでに仕上げればよいかを最初にはっきり確認して業務を始めましょう。 - 期限の途中で中間報告をする
期限に間に合わないことを、直前に報告されてもどうすることも出来ません。予定通りに出来上がる場合ももちろんですが、予定より遅れそうなのか早く仕上がりそうなのかといった進行状況を、きちんと報告するとお互いが安心ですよね。
派遣先の秘密を守る
派遣先で仕事をしていると、その会社の機密事項を知ってしまう場合があります。どれが機密でどれがそうでないか判りにくいとはいえ、機密の保持はプロの鉄則。注意深い言動や行動で、信頼を高めていくようにしましょう。
【機密を守る7つの行動チェック】
- 一歩会社を出たら、派遣先に関する話はしない。
- 重要な情報ではないと思っても、自分勝手な判断は決してしない。
- エレベーターや昼食時などはつい気がゆるみがちですが、油断せず不要なおしゃべりは控える。
- 机上に書類を出しっぱなしにしない。紛失してしまうと機密の流出につながります。
- 書類は絶対に社外に持ち出さない。万一紛失したら「仕事熱心」では済みません。
- 見知らぬ人からの質問には要注意。相手がどういう方かを、まずはきちんと見極めましょう。
- 個人的な友人や知人に対しても、業務上の話は避けるのがプロとしてのルールです。
【派遣スタッフの禁句】
仕事は生き物です。質や量も変わっていきますし、想定外のハプニングもめずらしくありません。それらをストレスと感じて、思わず言ってはいけないことを口走るのはプロとはいえません。
禁句1:「私はここの社員ではありません」
派遣先の会社で働いている限り「その会社の社員」ですから「私は派遣」は禁句です。同じ会社の一員という意識が、自分のやる気と周囲の信頼を自然と固めてくれるのです。
禁句2:「指示してもらってません」
与えられた仕事が完了すれば次の指示を受けるのは当然のこと。ただひたすら次の指示を待っていては、サボっていると思われても仕方ありません。また自分のミスを棚に上げて、「指示してもらってませんから」などと言ってしまうと、相手をがっかりさせてしまいます。
[ケーススタディ:1]
ある朝、派遣先の職場で電話対応に出たスタッフAさんの顔がみるみる曇っていきます。どうやら得意先の部長が怒ってクレームの電話をかけてきた様子。本来ならば自分の担当ではないAさんの口から、思わずこんな言葉が出てしまったのです。「私は派遣で、ここの社員ではありませんので。」…得意先の怒りが収まらないばかりか、Aさんには、職場のみんなからの冷たい視線が浴びせられることになってしまいました。
[ケーススタディ:2]
B子さんは、仕事の合間に進んでお茶を淹れたり、分厚い書類を抱えている社員に手を貸したりと、派遣先で評判の高い気配り上手なスタッフでした。ところがある日派遣先の若手社員に、「本当にもう、ここの社員は気が利かないんだから!」とうっかり口を滑らせてしまったのです。「そんなことを言うなら、お茶など淹れてもらわなくてもいい」…それ以来、職場の雰囲気が一変してしまったのは言うまでもありません。
職場の調和をはかる
派遣先が真っ先にスタッフに期待することは、派遣先の職場皆さんとうまくなじんで仕事を進めてもらえることです。いかにOA入力が神業のように早くても、事務処理が完璧でも、職場で浮いていては話になりません。仕事はたくさんの人の協力で完成するものだということを、いつも忘れないように。
[ケーススタディ:1]
Aさんの場合:
どの派遣先で仕事をしても、実務面では抜群の評価を受けるAさん。「私それほどパソコン操作も早くないし、この間も派遣先の上司にもう少し早く打ってほしいって注意されちゃった〜」などと首をすくめながら笑って話をしています。
→「お嬢様症候群」
自分のテクニカルスキルの高さを鼻にかけ周囲を見下す言動で、職場の雰囲気がギクシャク。仲間として一緒に仕事をする意欲が損なわれてしまいます。
[ケーススタディ:2]
B子さんの場合:派遣先のどんなキツイ仕事でもこなすBさんに付いたあだ名は「鉄人」。ほとんど周囲との会話もなく黙々と仕事に没頭し、ランチの誘いも断ってひとり机でお弁当の毎日です。
→「根暗症候群」
B子さんは何となく暗い印象がして、職場の社員が彼女への対応に緊張して疲れるという話が上司の耳に入ります。いくら仕事ができても周囲に気を遣わせてしまっていては、評価は上がりません。
“スタッフは派遣元の代表”です
派遣スタッフは派遣元が契約を結んでいる派遣先で働きます。派遣先とは派遣元にとってはお客様であり、スタッフである皆さんにとっても同じです。
派遣元から期待されるスタッフとは「派遣元の代表」という自覚を持ち、責任を持った行動をとれる人のことなのです。
契約した就業内容はお互いの約束事項
派遣で働く場合、まずは派遣元と派遣期間や就業時間や仕事内容などの雇用に関する契約を結びますが、契約途中での契約変更は派遣先や属する派遣元にも迷惑をかけ、信頼も失います。まずは最初に確認し、きちんと守ることが大切です。
派遣先の社風になじむ
定められた制服を着用しない職場も増えていますが、それぞれの派遣先の社風を優先することが社会人としての基本マナー。決まりがないからと好き勝手な身なりで仕事にあたることは社会人として失格です。
技術上の問題は早めに相談する
派遣先は仕事に見合う技術スタッフが派遣されると期待しています。契約時に求められる技術レベルをしっかり把確認するのはもちろんですが、万一、仕事を始めてからレベルが合わずに困った時は、まずは焦らず派遣元に相談し、自分勝手な判断で「辞めたい」などと口にしてはいけません。
報告・連絡のルールを守る
これは社会人として非常に重要なことで、このルールが守れないと、あなただけではなく派遣元の信用も失うことにつながります。
「ほうれんそう」を大切に
仕事上での「ほうれんそう」とは、報告・連絡・相談を意味します。
これがスムーズにできるかどうかで仕事の効率が上がり、ミスやトラブルも防げます。
[ほうれんそう・チエックリスト]
- 指示や内容がわからない時や、疑問に思った時、その場で質問しているか?
- 仕事の途中経過・進行状況を上司に報告し、指示を受けているか?
- 仕事が終わった時やミスやトラブルが発生した時、すぐ上司に報告しているか?
- 遅刻・欠勤の時は、早めに連絡をしているか?
- 期限内に仕事が終わりそうにないと思ったらすぐに連絡し、指示を受けているか?
- 上司が外出する予定がある時、不在の時にことを考えて指示を受けているか?
- 上司に相談するとき、手順や改善策といった自分なりの考えを持っているか?
- 結論から先に話しているか?
- 同じ仕事をした先輩や同僚に相談し、意見を取り入れているか?
欠勤、遅刻はしない
スタッフであるあなたは、私たち派遣元の代表です。あなたの行為は派遣元の行為でもあり、欠勤や遅刻で悪い印象を持たれると、それは派遣元の損害という形で現れます。忙しいから依頼している派遣先にとっても、スタッフの欠勤は仕事の停滞になりますから、これもやはり大きな損害となってしまいます。
もちろん無断欠勤をしないことも、社会人としての責任を果たすための最低限のルールです。無断欠勤が重なると解雇または罰金の規定を設けている会社がほとんどなほど、この行為は致命的なルール違反です。
緊急時には必ず連絡を
病気や交通トラブルといったやむを得ない事態が発生した場合には、迅速にその状況をまずは派遣先の上司へ、次に派遣元の担当者へ連絡してください。
自分勝手な判断は禁物
派遣は、派遣先のサポーター
サポーターとは主人公である上司の仕事がうまく運ぶよう手助けすることであり、主人公に代わって自分勝手に指図や判断をすることではありません。例えば企画書作成が仕事であった場合、企画内容に興味を抱き「自分ならこうする」と考えるのは悪くありませんが、企画内容を無断で変更してしまったりすることはいくら内容が良くても大きなルール違反。「これはどうですか?」などと確認した上で変更しましょう。
仕事の優先順位について
仕事の指示は主に派遣先の指揮命令者から出されますが、隣の同僚や離れた部署の社員から仕事を頼まれることも想定されます。そこで大切なことは、仕事の優先順位の判断です。頼まれたらイヤともいえず、かといってどれを優先すればいいかをひとりで悩んだり勝手な判断で行動せず、すぐに上司に相談しましょう。
自己啓発を忘れずに
一般の社員よりも、多くの厳しい評価にさらされるのが派遣スタッフ。今の評価が次の仕事に結びつくのは当然で、その際に一番説得力があるのが技術(スキル)です。進んで自己啓発に努め、キャリアアップを目指しましょう。
まずは身近な心がけ次第
自己啓発といっても難しいことではありません。普段、何気なく処理している日常業務を少しでも早く処理できるように、また事務処理のミスを無くせるような改善をするなどの工夫をすることも立派な自己啓発のひとつです。ただ漠然と時間を過ごしていては、いつもでたっても成長できません。
何でも前向きに
派遣先が重視する評価ポイントは技術ですが、周囲を明るくする前向きな姿勢もまた、大きなポイントとなります。
正しい敬語の使い方
敬語は人間関係をスムーズにする潤滑油。相手と自分の関係を正しく判断して、状況に応じて適切な使い方をすることがポイントです。
敬語には、丁寧語・尊敬語・謙譲語の3つの種類があります。
■丁寧語
丁寧な言葉遣いで相手を敬意を表す言い方で、語尾に「~です」「~ます」「~ございます」を付ける場合が多くあります。職場では同僚とも「丁寧語」で話しましょう。
- おはようございます
- お体の具合はいかが(×どう)ですか
- あちら(×あっち)でお待ちください
- お待たせして申し訳ございません(×すみません)
- はい、かしこまりました(×わかりました)
- よろしい(×いい)でしょうか
■尊敬語
相手に対して敬意を表す時に使う言い方です。「お客様がいらっしゃいます」のように主語は相手になります。
- 部長が渡してくださいました(×くれました)
- お先にお上りください(×上がってください)
- ○○様がお亡くなりになりました(×死にました)
■謙譲語
自分や自分の身内についてへりくだって表現することで、相手を高める言い方です。
- それではご報告を始めさせていただきます(×始めます)
- 上司がよろしくと申しておりました(×言ってました)
- それでは3時にお伺いいたします(×行きます)
- それではご案内いたします(×案内します)
☆自分の行動には「お」をつけません。
「私は〇〇会社に勤めております。」(×お勤めしています)
■電話の受け方
電話の受け答えは、会社のイメージを左右します。忙しい時でもスピーディーで丁寧な対応を心がけましょう。
- 電話の呼び出し音がなったら
①3回以内に、受話器をとります。
②対応しながらメモの準備をします。 - 受話器をとったら
呼び出し音3回以内 「・・商事です」
3回以上「お待たせしました。・・商事です」 - 相手の声が聞き取れなかった時
「恐れ入りますが、もう一度お願いします」 - 相手の声が小さい時
「電話が遠いようですが」 - 相手が名乗らない時
「失礼ですが、どなた様でいらっしゃいますか?」 - 相手を確かめる時
「**様でいらっしゃいますね。恐れ入りますが、どちらの**様でしょうか」 - 挨拶
相手がお客様の場合
「毎度ありがとうございます」
その他の場合
「いつもお世話になっております」 - 電話を代わる時
「**ですね。少々お待ち下さいませ」 - 担当者が不在の時
「あいにく**は席をはずしておりますが、いかがいたしましょうか」 - 電話切る時
「失礼いたします」
■電話の掛け方
- 先方が出たら
「私〇〇会社の○○でございます」 - 相手の確認
「**様でいらっしゃいますね」 - 相手の状況を聞く
「今お時間の方よろしいでしょうか」
「2.3分よろしいでしょうか」 - 用件を言う
「早速ですが、△△の件についてお聞きしたのですが」 - 確認・復唱する(重要な点は、相手にもう一度確認する)
「確認させて頂きます。△△ですね」 - 終わりの挨拶
「ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします」 - 静かに受話器を置く
いつも「自分が相手の立場だったら」と想像しながら、気持ちの良い電話の応対をこころがけましょう。
〒790-0011
愛媛県松山市千舟町4丁目3-2
千舟町コンプレックスビル8F
TEL:089-989-3434 FAX:089-989-3435